「義実家との距離感って難しい…」嫁姑問題で悩んだ私が学んだ“ちょうどいい関係”の作り方
義実家との付き合い、最初は“いい嫁”を目指していた
結婚して数年。最初の頃の私は、「せっかく家族になったんだから、義両親とも仲良くしたい!」と前向きでした。
お正月には手土産を選び、お盆には一緒に食事の準備。義母の言葉にもできるだけ笑顔で返していました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
「私、義実家に行くたびにどっと疲れてるな…」って。
義母は悪気なく、
「○○家ではこうするのよ」「そのやり方じゃダメよ」と言ってきます。
最初は“アドバイス”として受け止めていたけれど、だんだんと「私を否定されているような気持ち」になってしまいました。
「良かれと思って」がすれ違いを生む
義母も決して意地悪ではなく、“嫁にうまくやってほしい”という気持ちからの言葉だったと思います。
でも、世代も価値観も違う。私にとってはプレッシャーになり、つい笑顔の裏でため息をついてしまうようになりました。
そんなある日、義母に「おせち料理、今年も全部うちで作ってくれる?」と言われたとき、思わず「それはちょっと無理です」と口走ってしまいました。
その場の空気はピタッと止まり、義母の顔が曇りました。
帰宅後、夫にも「もう少しやってあげてもいいんじゃない?」と言われて大げんか。
――あぁ、これが“嫁姑問題”というやつか、と実感しました。
「無理をしない」と決めたら関係が変わった
一度こじれると、どうしても顔を合わせるのが気まずくなります。
でも、このまま避け続けるわけにもいかない。
そこで私は、“いい嫁”を目指すのをやめてみることにしました。
義母の家に行く頻度を少し減らし、行くときは夫も一緒に。
料理や片付けをすべて自分がやろうとせず、「お手伝いしますね」と一言添えて、できる範囲だけ動くようにしました。
そして、義母に何か言われても、すぐに反論せず、
「そうなんですね」「勉強になります」と受け流す。
心の中で“実行するかどうかは別問題”と割り切るようにしたのです。
不思議なことに、それ以来、義母の言葉にも前ほどイライラしなくなりました。
“無理をしない”というスタンスが、自分を守るクッションになったのかもしれません。
夫を“味方”にするコツ
嫁姑問題でよくあるのが、「夫がどちらの味方にもならない」パターン。
私も最初は、「私の気持ちをわかってほしい」と夫に求めてばかりでした。
でも、感情的になっても伝わらない。
そこで、責める口調をやめて、
「お義母さんに悪気はないと思うけど、少し疲れちゃって…」
「○○の時は、あなたからフォローしてもらえると助かる」
と、冷静に“お願い”の形で伝えるようにしました。
すると夫も少しずつ理解してくれて、義実家での会話に自然に入ってフォローしてくれるようになりました。
夫婦で協力できるようになると、義実家との関係もずっと楽になります。
ほどよい距離感が、長く付き合うコツ
義実家との関係は、どちらかが我慢し続けると、いずれ破綻します。
「仲良くしなきゃ」と力を入れすぎるよりも、“無理せず心地いい距離を保つ”ことが、結果的に良い関係を作る近道です。
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できないことは「できません」と伝えてOK
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会う頻度は無理のないペースで
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連絡は夫を通してもいい
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「感謝」は忘れず、言葉にして伝える
この4つを意識するだけでも、心の負担はぐっと減ります。
最後に:義母も、同じように“家族関係”に悩んできた人かもしれない
今では、「お義母さんも昔、きっとお嫁さんとして苦労したのかも」と思えるようになりました。
私が義母を“敵”ではなく“一人の人間”として見られるようになったとき、関係は少しずつ穏やかに。
嫁姑問題は決して特別なことではなく、どの家庭にも少なからずある“すれ違い”です。
大切なのは、相手を変えようとせず、自分の心を守る工夫をすること。
それが、長く続く結婚生活の中で、きっといちばん賢い“処世術”だと思います