心の底から結婚をして失敗だったと思った体験

結婚をする時はお互いに生涯良い関係を維持出来たら良いと思っていたはずが、時が経つと明らかにお互いの考えの違いに気づくようになります。 それでも、お互いに大切な存在だと思っていたのですが妻はそうは思っていなかったようでした。 では、実際にどういうことがあってそう感じたかというとそれは年金のことで年金事務所に2人で行った時の事でした。 私は正直まだ年金がもらえる年齢でもないので年金について積極的に話を聞こうという気になれなかったのですが、 妻はすごく張り切っていました。 そして、年金事務所で色々年金について尋ねる妻の横で私が黙って話を聞いていたのですが、ある質問を妻がしたことで私は 初めて妻と結婚をして失敗だったと思いました。 それは妻が私が横にいるにもかかわらず私が死んだら年金はどうなるかという質問をした時でした。 私はそういう事は夫婦生活をしていて頭をよぎっても口に出すような事ではないと思っていただけにかなりショックでした。 しかも、なんのためらいもなくまるで私が横にいないかのようなテンションで質問をし出した時に妻の怖さを感じました。 確かにお金は大事です。 私が万が一死んだ時に残された妻がお金を気にするのは仕方ないです。 ですが、私が元気で生きていて全然そんな心配をするような時ではなくしかも私がいる横で私が死んだらどうなるかという 話をするのが普通に怖かったです。 実際妻の方が先に亡くなる事もあり得るのに私が先に死ぬ前提で話をするのはどうかと思いました。 しかも、話を聞いていて私が死ぬことへの悲しみは感じられずお金がもらえるかもらえないかしか気にしてないのが 分かって悲しくなりました。 いくら私が死んだ後の生活費が気になるといってもいつ死ぬか分からない夫がいるところで話すような事ではないと思いました。 妻からしたら自分の将来を気にしての行動だったかもしれないですが、私はそこはもっとオブラートに包んでして欲しかったと思います。