この結婚失敗したなぁと思う瞬間のこと

この結婚失敗したなぁと思う瞬間のこと

2021年1月13日 オフ 投稿者: kekkon_aruaru

結婚してしばらく経つと「あー、この結婚失敗したなぁ…」って思う女性は意外と多いんじゃないかと思います。
実は、私もそんな“失敗した結婚にしがみつき”ながら惰性で余生を生きる一人。
結婚するまではとにかく結婚がしたくてしたくて、婚活パーティーとか、そこかしこと走りまくっていたはずなのにです。
彼のことが好きすぎて、緊張しすぎて、一緒にいても安らぎがあると感じることがないと豪語していた私。
しかし、相手のことをいくら好きでも、やはり「そのとき」はやってくるものです。

一緒に生活をしていると、相手のことを四六時中、その五感で感じまくることになります。
そのときやっと、恋愛においてはミステリアスなところがあってこそ成立するものだと思い知らされるのです。
ちょうどそんな頃、夫の嫌なところが目につき始めると、これはもう止めることができません。

例えば夫から「ビニールのゴミ袋がないね。また買っておくよ」と空のように明るく言われたとします。
もちろん、この言葉自体にはこの時点では問題ありません。
しかし夫はこのことを忘れてしまい、ビニール袋は永遠に購入されることはないのです。
挙句の果てに焦った私がスーパーへ走ることになります。
それなら「買っておくよと言わなければ、私が買うのに…」と不信感まで抱いてしまう始末。

またあるときには「ほら見てごらん、こんなところに汚れが溜まっているよ」とおいでおいでのポーズをする夫。
当然ながら「気がついたのなら掃除すればいいじゃない?」と小競り合いに発展します。

ただ、これだけでは「結婚に失敗したなぁ…」とはなりません。
しかし、これらは一回だけでなく、ビニール袋でなくてもカレー粉だったりする。
夫がため息つきながら掃除をしていると、今度は「なんで俺が…」という夫の心の声が聞こえるような気がする。
そんな風に一度「嫌」だと思ったらもう芋づる式、蓄積されていくのです。

結婚当初、私は夫に嫌なところがありませんでした。
キレイ好きな夫が好きだったし、フットワークが軽いデキる男だと思っていました。
好きなところって逆に思い入れがある分、それができていないと裏返るのかもしれません。
昼下がり家事の合間に一息ついていたりすると、ふと、結婚して失敗したなぁ…なんて。
こんなはずじゃなかったと感じてしまいます。
結婚する前に少しでも嫌なところがあれば、それは膨らんでいき、しまいには耐えられないくらい嫌なものになるでしょう。
女性とはいつだって減点方式。
あなたの結婚も後悔することのないように、相手のことをよくよく観察した方が良さそうです。