この結婚は失敗だったのかなと思う私の結婚体験記
私は結婚して10年経っても、結婚は失敗だったのかなと思う時があります。
やっぱり何かつまづくと「失敗かも」と思ってしまうのです。
ひどい時は、それを夫に言ってしまう程です。
なぜなら私は義母と相性が悪く、仲良くなれません。
義母はとっても活発で大胆、私の正反対タイプなのです。
そもそも義母は私の出身地が嫌いですので、初対面の挨拶をしに行った時、挨拶をする前に「そこの人間とは合うわけない」と一喝されてしまいました。
かなり動揺し、仲良くしなければいけないというプレッシャーと、正直言えば生理的に無理なタイプという思いが自分の中で戦っていました。
色々お誘い頂けるのはありがたいのですが、我が家から車で2時間かけて義母の英会話レッスンに毎週末付き合うとか、無理な要望で、お断りすると激怒されてしまいます。
海外旅行にも誘われたのですが、安いから平日に行くそうで夫は不参加、つまり義母と2人で海外旅行という意味でした。
お断りしてばかりで益々関係は悪化し、ついに勘当宣言されました。
正直、勘当されてスッキリでした。夫には申し訳ないのですが、関わらなくて良いという安堵です。
私のせいで嫌われ、勘当され、申し訳ないと夫に伝えたところ、意外な答えが返ってきました。「以前から母の友達に、あんたの嫁さんは苦労すると言われていたけど、その意味が分かった」と言うのです。
夫自身も、義母はどうにもならないと思っているとの事でした。
私でなく、活発で義母と合うお嫁さんだったら良かったんだろうなぁと思いましたが、夫が言うには「似たようなタイプだったら大喧嘩ばかりだ。大喧嘩よりはこの関係の方が良い」と言っていました。
実母にも相談しましたが、「義母と結婚するのではないから、夫と仲良しならいい」と言われ、ハッとしました。
そうだ、大切なのは結婚相手である夫だと気付いたのです。当たり前の事ですが、義母に翻弄される日々では、こんな大切な事さえ忘れていたのです。
夫でしたら家事も育児もしっかり手伝ってくれる良き夫なので、これで良いのだと納得出来ました。